遺言書の作成と預け先についての質問です

 遺言書の作成と預け先についての質問です。
当方は独身、兄妹はいません。父は亡くなっており、母は施設にいます。

現在は病気などありませんが、一人暮らしですのでいつ何時事故その他で死んでもおかしくありません。母については、自分自身が受給している年金から施設の費用をまかなえるようになっておりますので、とりあえずわたしが先に死んでも金銭的に困ることはないようにしております。法定相続人は母一人で、(母より先に死ぬつもりはありませんが)それはそれで良いのですが、母が先に亡くなった場合法定相続人はいないことになりますし、大した財産は持っていないものの、大切にしているギターや書籍などは、親友に譲りたいですし、一部は世話になった団体や人に譲りたいと思っています。
この場合、遺言書を書いて、ギターその他他人に譲りたいものだけを明細とともにその旨記載すればよいのでしょうか。また、この遺言書の執行人には、その友人を指定したり、その友人に預けたりすればよいのでしょうか。もちろん相手の了解をきちんととった上のことですが。
また友人に預けるのでない場合は、どこに預ければ良いのでしょうか。貸金庫にいれて、その旨を友人に伝えておくとかそういうことで良いのでしょうか。
よろしくお願いいたします。


ベストアンサーに選ばれた回答

司法書士です。

ご質問に書いてあるとおり、お母様があなたより先にお亡くなりになると、あなたが亡くなった場合には相続人が存在しない状態になります。ですから、相続財産を親友に譲りたいのであれば、遺言書を残しておくべきですね。

その場合、遺言書の内容としては、譲りたいものの明細だけを書いておくのではなく、「遺産のすべて」ですとか、「○○は○○団体に遺贈する。その他の物はすべて○○に遺贈する」というような書き方をされた方がいいと思います。そのうえで、「不要な物はどうぞ処分してください」と付け加えておいたらいかがでしょうか。

と申しますのは、今後、あなたがどのような財産を新たに取得し、また、現在お持ちの財産を生前に処分してしまうことも考えられます。そうしますと、譲りたいものの明細だけを遺言書に書いた場合、その明細に書かれていない財産は処分ができず、また、明細に書かれている財産が実際には存在しないということにもなりかねません。

次に、遺言には、その友人を遺言執行者に指定する旨を記載しておいた方がいいです。遺言執行者を指定していない場合は家庭裁判所で遺言執行者を選任してもらうこともできますが、その手間を友人にかけさせるよりも、遺言の中に記載しておけば足りるわけです。

そして、その遺言書はその友人に預けておいたらどうでしょうか。間違えても、貸金庫に入れてはいけません。あなたが亡くなった後、その貸金庫を開けるためには、詳しい話は省略しますが、裁判所で相続財産管理人を選任してもらう必要が出てきます。

以上のとおり、いろいろと検討すべき事項がありますから、是非とも専門家に相談されることをお奨めいたします。

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